皆さんこんにちわ!
カーシェアリングとは、 会員間で車を共同使用(シェア)するサービスのことで、 基本的に無人のサービスです。
これがカーシェアリングと一般のレンタカーの決定的な違いです♪
- カーシェアリング
無人レンタカーサービス(会員のセルフサービス)
- 一般のレンタカー
有人レンタカーサービス(店員がサービス)
カーシェア歴4年の筆者がカーシェアリングとレンタカーと比較しながら、それぞれの仕組みを解説します!
カーシェアリングとレンタカーの違い
『レンタカーは知ってるけど、カーシェアリングって何?』
という人のために、まずはカーシェアリングの仕組みと特徴についてご説明します。
カーシェアリングの仕組みと特徴
まず初めに、カーシェアリングの仕組み・特徴についてご説明します。
無人サービスのため、会員登録が必須
クルマを会員間でシェアするのがカーシェアリングです。
つまり、カーシェアサービスに入会して会員になることが必須条件となります。
基本的に無人のサービスとなるため、 借りる自動車の解錠は、会員カード等で行います。
発車時は自分の会員カードで解錠し、乗車します。 乗車後は、車の中にある車のキーを使用してエンジンなどをかけます。
カーシェアリングは無人のため、事業者側は人件費を削減できるので、 安い利用料金でサービスを提供できているのだと思います。
また、カーシェアの車の駐車場はステーションと呼ばれています。
- カーシェアリング…会員のみ利用できる。発車時は会員カードで自ら解錠する
- レンタカー…1見(いちげん)さんも利用できる。発車時は店員が解錠する
続いて、カーシェアリングとレンタカーの違いをまとめてご紹介しますね♪
本質的な違いは、店員さんが居るか 居ないかです。
ご紹介するそれぞれの違いについても
カーシェアは「無人だから…なんだ」
レンタカーは「店員が居るから…なんだ」
と考えると「なーるほど」と理解できると思います。
ザックリ言ってしまうと、カーシェアは無人だから人件費と店舗がないので安いんです。
会員のみ利用できる
発車時は会員カード等で自ら解錠する
短時間の利用が安い
乗り捨て出来ない
ガソリン代の別途支払いが不要
車が汚い(ことが多い)
免許があれば誰でも利用できる
発車時は店員が解錠する
長時間の利用が安いが1回の利用料は高い
乗り捨て出来る
ガソリン代の別途支払いが必要
カーシェアは出来るけどレンタカーは出来ないコト
続いて、カーシェアリングでは出来るけどレンタカーは出来ないコトをご紹介します!
カーシェアは短時間の利用が安い
課金される時間の単位が短いため、 短時間の利用ではレンタカーよりカーシェアリングの方が安くなります。
メリットはこれに尽きるのではないでしょうか。
時間単位は概ね15分単位で200円程度 長時間の利用ではレンタカーに軍配があがることが多いですが、カーシェア各社で長時間パックも整備されつつあります。
- カーシェアリング…短時間の利用が安い
- レンタカー…長時間の利用が安い(1回の利用料は高い)
カーシェアはガソリン代の別途支払いが不要
ガソリン代はカーシェア料金に含まれているため、別途支払いは不要です。
車内に備え付けられている給油カードをガソリンスタンドで使用します。
- カーシェアリング…ガソリン代の別途支払いが不要
- レンタカー…ガソリン代の別途支払いが必要
カーシェアはいつでも借りれていつでも返せる
カーシェアは店舗・店員をもたないので、貸出・返却は何時でもOKです。
レンタカーは店舗・店員をもつので、貸出・返却は8:00~20:00のところが多いです。
朝早い出発や、夜遅くの返却時はカーシェアがお得です。
カーシェアはタクシー代わりに使える
あなたは、こんな経験はありませんか?
- 今、車が必要やねん!!
- でもタクシーあれへん。つかまれへん。
- 電車じゃ中途半場な場所で降りるからあかんねん!!
- バスは時刻わかれへんし、遠回りになる。めんどくさい!!
カーシェアがあなたの頼りになる心強い味方になるかも知れません。
急に車が必要になった時は、カーシェアを思い出して!
僕の具体例を交えてご説明しますね。
ある日のことです。僕は親の通院の付き添いをしていて、急遽入院となったことがありました。
入院となると「着替え、タオル、靴、薬」などの用具一式が必要となります。
看護士からは、特に普段飲んでいる薬を持ってくるように催促されました。(何を飲んでいるかを病院側が早く把握したかったようです)
となると、家に帰らなければなりません。
はじめは、タクシーを利用しようか、バスを利用しようかと考えていたのですが、 病院の外を見てもタクシーはいないし、バスは少し面倒だと考えていると…
「カーシェアを利用できるのではないか?」
と思い、試しに、スマホで近所のタイムズカーシェアの駐車場(ステーション)を検索しました。
すると…
「あったあった」カーシェアステーションが徒歩5分圏内にあるではないですか!
ここで、 すかさず予約!!
無事、必要用品をを家まで取りにかえることができ、 入院手続きもスムーズに進めることができました。
でも、利用シーンってそんなにあるの?
確かに利用シーンは少ないかもしれません。
ですが、緊急性の高いときに役立つことを考えると、カーシェアという交通手段を、保険・お守り代わりに持っておく意味はあると思います。
あと、 緊急じゃなくても、バーベキューの買出しや会社やイベントごとでの買出しに利用できそうですね♪
タクシー代わりにおすすめカーシェアは、タイムズカーシェアです。
業界最大手ですので全国各地にステーションが存在します。ざっと1万ステーション。
カレコ・オリックス・dカーシェアはこの半分以下ですのでタクシー代わりとしてはタイムズカーシェアが一歩リードしています。
土地勘のない場所でのカーシェア駐車場の見つけ方
急いで予約できたとしても、土地勘のない場所のカーシェアをみつけるのに迷ってしまうときがあります。
そんな時は、スマホアプリ 「タイムズカーシェア クイック検索」が結構役に立ちます。 タイムズの駐車場しか地図には出てこないし、現在地も表示されるから Googleマップより、わかりやすいのです。
このアプリは、タイムズカーシェア用ですがカレコやオリックスもあるはず。
機会があればまた、別の記事でご報告します。
土地勘のない所で予約して、
「カーシェアの駐車場どこやねん?」
となったときはこの方法を試してみて♪
カーシェアは出来ないけどレンタカーは出来るコト
お次は、カーシェアリングのデメリットをご紹介します!
カーシェアは乗り捨て出来ない
残念ながらカーシェアリングで乗り捨てサービスを実現している事業者はほとんどなく、 1部の試験運用に限られています。(2019 年6 月現在)
でも、レンタカーは基本的には乗り捨て出来ますよね。
カーシェアリングが乗り捨て出来ない理由は、 場所・車両の確保を考えると利益を得るのが難しくなるためと考えられます。
- カーシェアリング…乗り捨て出来ない
- レンタカー…乗り捨て出来る
カーシェアは月額基本料金がある
カーシェアは、基本的には1000円程度の月額固定料金が課金されます。
この1000円程度の月額固定料金は、車の利用料金として使えることが一般的で、 各事業者は、実質0円を謳っています。
また、 法人会員(会社等)か学生会員の場合も月額基本料が0円となることが一般的です。
カーシェアは車が汚い(ことが多い)
車を会員間でシェアしているため、汚れもシェアされます。 清掃は会員のモラルに委ねられているので、基本的には清潔感はありません。 車内の備品にコロコロとかが用意されています。
- カーシェアリング…車が汚い(会員のモラル次第)
- レンタカー…車がきれい(店員が清掃)
おまけ
カーシェアリングは、広い意味ではレンタカーサービスの1形態となり、 レンタカー型カーシェアリングと言います。
このサイトではレンタカー式カーシェアリングを単にカーシェアリングと呼んでいます。
カーシェア会社別の特徴とおすすめランキング
タイムズカー
ステーション数 約14000箇所
時間単価 220円/15分~
月額基本料金 880円
※時間単価と月額基本料金は2019/10/1~の料金です
特徴
最もポピュラーな個人プランのベーシック車種は15分で220円。
月額基本料金が880円だが、毎月880円分の無料利用分があるので実質無料。
この無料利用分は繰越不可なので使わなければ消失する。
⇒もったいないから使おうとするのでペーパドライバー化を防ぐという意外な効果アリ人身傷害補償は、大手カーシェア会社の中で唯一無制限。
(人身傷害補償とは運転手や同乗者の補償のこと)
- ステーション数が圧倒的に多い
- 返却時刻で精算(早く返却した分だけ安くなる)
- 予約1分前までキャンセル料なし
- 人身傷害補償が無制限
- 毎月880円分の無料利用分がある(繰越し不可)
- 月額基本料無料の個人プランがない
定期的にカーシェアを利用するなら、トータルでタイムズカーが1番です。
【補足】
2019/10/1にタイムズカーシェアからタイムズカーに名称変更されました。カレコ【careco】
ステーション数 約3500箇所
時間単価 150円/10分~
月額基本料金 980円
特徴
最もポピュラーなベーシックプランのコンパクトは10分で150円。
月額基本料金が980円だが、毎月980円分の無料利用分があるので実質無料
この無料利用分は繰越不可(タイムズカーシェアと同じ仕組みっす!)月会費無料プランは10分180円と時間単価が割高。
毎月980円分の無料利用分も付かないので、定期的に使うならベーシックプランの方がお得。ステーションが首都圏に集中しているのが長所でもあり短所でもある。
- 返却時刻で精算(早く返却した分だけ安くなる)
- 予約直前までキャンセル料なし
- 2か月前から予約可能(月会費無料プランは2週間前から)
- チャイルドシートの常備車種あり
- 車種ラインナップが豊富
- ステーション数は首都圏に集中
- 人身傷害補償の上限が1名につき6000万円まで
カレコもタイムズカーシェアと同じ位おすすめできるカーシェアです。
免許取得後1年未満は入会できないので注意(T_T)dカーシェア
ステーション数 約6000箇所
時間単価 提携先による
月額基本料金 0円
特徴
月額基本料が無料だが、時間単価は割高。
独自のカーステーションは持っていない。
提携先(オリックスカーシェア・カレコ・カリテコ)のカーステーションを利用する。
利用する提携会社により時間単価が違う。利用会社別の時間単価
- オリックス:15分230円
- カレコ :10分200円
- カリテコ :15分220円
補償内容や早期返却時のルールなども基本的には提携先会社に従う。
利用会社別の人身傷害補償の上限(1名)
- オリックス:3000万円迄
- カレコ :6000万円迄
- カリテコ :無制限
利用する提携先会社により時間単価やルールが異なるのでややこしいです
時間単価が割高なので、カーシェアをたま~に利用する人はdカーシェアが向いています。
カーシェアの一般的な特徴
どのカーシェア会社にも共通する一般的な特徴です。
カーシェアの一般的な特徴
- 必要なお金は月額基本料と15分200円程度の利用料のみ
保険料・ガソリン代・車検等のメンテ代はコミコミ!
- 入会後に即退会しても違約金は発生しない
お試し入会も安心!
- 対人・対物補償は無制限、車両補償は免責額0円
もしもの事故も安心!
- 入会が全てWEBで完結し、入力も簡単(3分位)
- スマホで簡単に予約ができる(変更・取消もできる)
- 近くにカーステーションがないと使えない
公式サイトで事前にチェック!
- 使いたい時間帯に予約が埋まっている可能性がある
土日だと空いてたり埋まってたりって感じです
- 車内が汚いことが多々ある
汚いときはトランクにあるコロコロで掃除!
- 出発・返却時に1度カースタンドを移動させないといけない
カースタンドとはハンコみたいなスタンドです
ちょっと恥ずかしかったり面倒くさかったりします
ほんの数秒なんですけどね(^^;格安でペーパードライバー脱出!
月額基本料が実質無料のタイムズカーシェアタイムズカーシェアでペーパードライバーを脱出できた僕の具体例をご紹介いたします。
僕は10年間、車の運転をせずに暮らしていたペーパードライバーでした。
結婚し子供が生まれ、車がない不便さを痛感する毎日。
旅行も電車だと重い荷物も持たなければならず移動がめっちゃ大変!
車の持たない親父は、家族の中で肩身の狭い思いをして暮らしていました。そこで、僕は決意します。
『家族を車に乗せてキャンプに行くぞ!』
10年間車に乗ってない僕は、車に乗ることがどうしようもなく不安。
ペーパードライバー講習を真っ先に考えましたが、2時間で1万〜2万円もするコスパの低さにウンザリ…
そんな時出会ったのがタイムズカーシェアでした。『カーシェアリングって何?』
と思いましたが、とりあえず内容を確認してみると…
- 15分220円で利用できる!
- ガソリン代込み!
- 保険代込み!
- メンテ不要!
と驚きのコスパと簡単さ。
月々880円の基本料金はかかるけど、スマホの通話代無料利用分のように利用料金に割当てできるので実質無料。実質無料880円分を利用時間に換算すると1時間。
ということは…
月に1時間を細切れに練習すれば、少しづつ運転が上達するカモしれない。
僕は直感的にビビッときました。
『これはペーパードライバーに最適だ!』
と考え、即入会しました。
使い方がややこしいと思ってたのですが、スマホで簡単に予約できて、予約したステーションまで行って車に乗るだけ。
アホな僕でもすぐわかりました。そして、ペーパドライバーだった僕がとったカーシェアでのペーパドライバー脱出作戦はこんな感じです。
- 免許更新時にもらう運転教本で標識などを復習
- 慣れるまで車庫の出し入れのみ行う
- 少し慣れてきたらちょっとだけ周りを運転する
- 徐々に運転時間を長くする
こうすることで、いつの間にか半年後にはペーパードライバーも脱出できていました。
目標だった”車で一泊二日の家族キャンプ”にも行けるようになり、肩身の狭い思いをすることもなくなったのです。僕の場合は、自宅の近くにはタイムズカーシェアがあったのでタイムズを選びました。
他にもカレコやdカーシェアなどがあります。 まずは、自宅近くにステーションがあるかカーシェア各社の公式サイトから調べてみましょう。各公式サイトの上部メニューよりステーション検索できます。