皆さんこんにちわ!
「チャイルドシートは取付しないとダメだ」
とわかってると思いますが…
法律でチャイルドシートは取付は義務化されているのでしょうか?
答えは…Yesです
法律で、6歳未満の幼児はチャイルドシートの使用を義務づけられています。
でも、こんな疑問も湧いてくると思います。
- 違反したらどうなるの?
- 取付けなかったら本当に危険なの?
- タクシーやバスはどうなるの?
タイムズカーシェア歴5年の僕が、”チャイルドシート”の取付義務と危険性について解説いたします。
チャイルドシートの取付しなかったら違反!罰金は?
法律で、6歳未満の幼児はチャイルドシートの使用を義務づけられています。
チャイルドシートの使用義務違反となった場合…
運転免許の取り消しや免許停止処分の基準となる点数が1点付加されることとなりますが、反則金はありません。
「なーんだ。罰金はないのか」
と思ったアナタ。
ちょっと待ってください。
法律を考える前に…
「なぜ、チャイルドシートが必要なのか」
を考えてみましょう。
なぜ、チャイルドシートが必要なの?
先ほど述べた通り、幼児は法律でチャイルドシートの使用を義務づけられています。
なぜ、これほどまでにチャイルドシートの取付を義務化しているのでしょうか?
答えは…
「シートベルトじゃ大きすぎて危険だから」
です。
クルマのシートベルトは身長約140cm以上の体型に対して有効な働きをします。
140cmを満たないと、シートベルトで首を絞めてします恐れがあり危険なのです。
新生児なんてシートベルトに収まるワケないですよね。
では、なぜシートベルトが必要なのでしょうか。
改めて考えてみましょう。
なぜシートベルトが必要なの?
なぜシートベルトが必要なのか改めて考えてみましょう。
比較的低い速度で起こした事故でも衝撃は激しいという事実をご存知ですか?
大人が抱っこしていた位では絶対に防ぐことができないという事実です。
例えば、クルマが時速40Km/hで衝突した場合…
車内の乗員や子どもには自分の重さの約30倍の力がかかると言われています。
新生児(約5kg)の赤ちゃんでも、約150kgの力がかかることになります。
絶対に嫁さんの力で支える事なんて無理です。
ゴリラなら別かもしれませんが…
だから、シートベルトが必要なのです。
「つまり、チャイルドシートも必要!」
となる訳です。
チャイルドシート未使用の致死率は、使用時の約6倍以上と高くなると言われいます。
死亡・重傷を負った事故の多くは時速40Km/h以下という比較的低い速度での衝突である調査結果もあるそうです。
なので、チャイルドシートは
「何がなんでも使用しなければ後になって取り返しのつかないことになる」
という事がわかりました。
6歳以上の子供チャイルドシートを着用しなくてもいいの?
法律で、6歳未満の幼児はチャイルドシートの使用を義務づけられています。
6歳以上の子供はチャイルドシートを付けなくても良いのでしょうか?
答えはNoです。
140cmを満たないと、シートベルトで首を絞めてします恐れがあり危険です。
6歳で140cmのビッグな子供は滅多にいないと思います。
140cmを満たない場合は、小さな子供にはジュニアシートの使用が適切です。
ちなみに…
カーシェアではチャイルドシートは常備されておりませんが、ジュニアシートは常備されています。
↓ジュニアシートはこんな感じで常備されています。
傘・初心者マーク・掃除用のコロコロとかも置いています。
ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの違いは?
違いはざっくりこんな感じです。
- 乳児…ベビーシート。
- 幼児…チャイルドシート。
- 学童…ジュニアシート
となります。
広い意味では、これらを3つを総称してチャイルドシートといいます。
ベビーシート
- 適用年齢…新生児~1歳頃
- 適用体重…10kg未満
首の座らない時期での使用となるため、 寝かせた姿勢での使用します。
取り付け向きは、車の進行方向に対して、 後向きまたは、横向き(ベッドタイプ)となります。
チャイルドシート
- 適用年齢…1歳~4歳頃
- 適用体重…9~18kg以下
自分で座ることが出来る様になってから使用します。
取り付け向きは、車の進行方向に対して、前向きとなります。
ベビーシート・チャイルドシート兼用タイプ
ベビーシートとチャイルドシートを兼ねたチャイルドシート。適用年齢・体重も概ね両方を兼ねるのでコストパフォーマンスが良いです。
ただし、新生児には少し大きいと思うので、首の周りにタオルを詰めるて固定させるなど工夫も必要です。
適用年齢・体重に従って取付向きを変更して使用します。
ジュニアシート
- 適用年齢…4歳~10歳頃
- 適用体重…15~36kg以下
タイムズカーシェアでは、ジュニアシートのみ常備されています。
お尻に敷くことで、座高を高くし車のシートベルトを使用できるようにするものです。
ジュニアシートを使用する際に最低限必要な身長は100cmからです。
多くのジュニアシートの適用年齢は3歳または15kgから使用が可能と書かれているようですが、 100cmを満たない子供はジュニアシートを装着しても大人用のシートベルトに必要な140cmに到達しないため、 万が一の時にシートが首に絡まる恐れがありますので危険です。
子供が100cmに満たない場合は、チャイルドシートを使用しましょう。
タクシーやバスはチャイルドシートを使用しなくても良いのはなぜ?
バスやタクシーが顧客である幼児を乗せる時は、使用義務が免除されます。
しかし、安全性の面からタクシーでもチャイルドシートは装着した方がベターと思います。
チャイルドシートを持ち込んでの取り付けはOKのタクシー会社が多いと思うので、ケースバイケースでタクシーに取り付けてみてもいいかも知れませんね。
あと、チャイルドシートを用意してくれるタクシー会社もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
“チャイルドシート”の取付義務と危険性について解説しました。
少し振り返ってみましょう!
- 6歳未満はチャイルドシートの取付が法律で定められている
- チャイルドシートの取付違反は点数は付加されるが罰金はない
- 6歳未満はチャイルドシートしないと危険!
- 6歳以上でも140cm未満はジュニアシートを使用した方が良い
チャイルドシートは子供の命を守る大切なもの。
シートベルトは大人の命を守る大切なもの。
基本的なことですが、僕自身も改めて知る機会となりました。
少しでもお役立てできたら幸いです。