カレコの月会費無料プランは初期費用も0円→使わなければ出費ゼロ

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カレコの月会費無料プランは初期費用も0円なので、利用しない限りはずっと0円です。 とりあえず入会しておいてほったらかしでも無料なのでフトコロは痛くありません。

しかし、なぜ月会費無料でサービスが提供できるのでしょうか?  カレコが月会費無料・初期費用無料でサービスを提供する理由を検証してみました。

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Q1.なぜ初期費用は無料なの?

カーシェアの場合、初期費用として発生するのは会員カード発行手数料ですが、 カレコは専用の会員カードを必要としない ので、カード発行手数料が発生しません。 これが初期費用0円の大きな理由と僕は思っています。

カーシェア専用カードがなくても利用できるのか

カーシェア専用カードがなくても利用開始時の解錠はスマホからもできます。 また、 Felica対応の交通系カード(suicaやicoca)に設定を登録することで交通系カードでクルマにピッとタッチするだけで解錠できるようになります。 (利用終了時の施錠も同様です)

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Q2.なぜ月額基本料金は無料なの?

月額基本料金が無料の理由は2つあります。

時間単価を少し高めに設定

月額基本料金は0円ですが時間単価が割高に設定になっています。 時間単価が割高に設定することによって、普段使わないけどタマに使う人をターゲットに利用者を募っているのです。

カレコの月会費無料プランとベーシックプランを比較しても大きな金額の開きはありません。

コンパクトクラスの場合、ベーシックプランは10分150円。月会費無料プランは10分180円です。

この程度の金額の差ですと、普段利用しない人は時間単価が多少高くても利用しない月は0円の方がメリットがあると言えるでしょう。 カレコ側も本当は月額基本料金が回収できる「ベーシックプラン」に入会して欲しい所だと思いますが、 利用しないよりは利用してくれた方がマシなので「月会費無料プラン」があるわけです。

カレコの月会費無料プランとベーシックプランの違いを比較

dカーシェアに対抗したプランかも

2017年よりdカーシェアがカーシェア事業に参入し、月額基本料金が0円・初期費用が0円でサービスを展開しています。 月額基本料無料は強烈なメリットなので、カーシェア会員をdカーシェアに流れないように対抗してカレコも月会費無料プランを開始したと僕は思っています。

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月会費金無料プランはアッパレ?

カーシェアは読んで字のごとく、クルマをシェアします。 誰とシェアするかというと、会員同志でシェアします。 クルマ1台につき何人でシェアするかというとそれは各社待ち待ちですが、 1台につき50人位がちょうどバランスが良いらしいです。

カーシェアをビジネスとして考える場合、 もちろん儲けなければならないのですが、クルマの維持費が重要となります。 クルマの維持費=固定費は、会員からも定期的に回収することが望ましいでしょう。

しかし、月会費金無料プランは利用しなければず~と0円のままの会員がいることになりますので、 カレコは費用を回収できません(ベーシックプランであれば少なくとも980円は回収できる)。 タイムズカーシェアは、この回収デメリットあるので月額基本料無料プランを打ち出す事に2の足を踏んでいると推測します。 利用しなければ儲からない月会費金無料0円プランをサービス開始したカレコは『アッパレ!』ではないでしょうか。

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普段使用しない人は月会費金無料プランがオススメ

カーシェアはステーションがなくては使えないのですが、使えない場合は出費ゼロなのでフトコロは痛くありません。 カレコは首都圏が中心ですが、大阪でも主要都市などは配置されてつつありますから自宅近くになくても使えるシーン(旅行先・出張先など)はあると思います。

『出費ゼロの月会費無料プランにとりあえず入っとく!』

これは、カシコイ選択肢の一つと言えるでしょう。

月会費無料プランは「使いたい時だけ使う」というカーシェアの理念に沿ったプランだと思います。 普段は使わずに、たまに使う(かもしれない)という人にベストなプランです。

ちなみに、僕の自宅近所にはカレコのステーションないですが自転車で15分圏内にはあります。 タイムズカーシェアに入会していますが、カレコを使うシーン(旅行先で利用/タイムズで予約一杯 等)もあるかと思いましたので、早速カレコの月会費無料プランに入会してみました。

カレコのカーシェアにネット入会して短時間の審査で即日利用?!

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まとめ

カレコの月会費無料プランの考察をまとめました。

  • カレコは専用会員カードが不要なので初期費用が0円
  • カレコの月会費無料プランは時間単価が高目なので月額基本料金が0円
  • カレコの月会費無料プランに入会しても使わなければずっとタダ

カーシェア会社別の特徴とおすすめランキング

ランキング1位 タイムズカー

ステーション数 約14000箇所

時間単価    220円/15分~

月額基本料金  880円

※時間単価と月額基本料金は2019/10/1~の料金です

特徴

最もポピュラーな個人プランのベーシック車種は15分で220円。

月額基本料金が880円だが、毎月880円分の無料利用分があるので実質無料。
この無料利用分は繰越不可なので使わなければ消失する。
⇒もったいないから使おうとするのでペーパドライバー化を防ぐという意外な効果アリ

人身傷害補償は、大手カーシェア会社の中で唯一無制限。
(人身傷害補償とは運転手や同乗者の補償のこと)

  • ステーション数が圧倒的に多い
  • 返却時刻で精算(早く返却した分だけ安くなる)
  • 予約1分前までキャンセル料なし
  • 人身傷害補償が無制限
  • 毎月880円分の無料利用分がある(繰越し不可)
  • 月額基本料無料の個人プランがない

定期的にカーシェアを利用するなら、トータルでタイムズカーが1番です。


【補足】
2019/10/1にタイムズカーシェアからタイムズカーに名称変更されました。

【基本料150円値下げ】タイムズカーとタイムズカーシェアの違い!

ランキング2位 カレコ【careco】

ステーション数 約3500箇所

時間単価    150円/10分~

月額基本料金  980円

特徴

最もポピュラーなベーシックプランのコンパクトは10分で150円。

月額基本料金が980円だが、毎月980円分の無料利用分があるので実質無料
この無料利用分は繰越不可(タイムズカーシェアと同じ仕組みっす!)

月会費無料プランは10分180円と時間単価が割高。
毎月980円分の無料利用分も付かないので、定期的に使うならベーシックプランの方がお得。

ステーションが首都圏に集中しているのが長所でもあり短所でもある。

  • 返却時刻で精算(早く返却した分だけ安くなる)
  • 予約直前までキャンセル料なし
  • 2か月前から予約可能(月会費無料プランは2週間前から)
  • チャイルドシートの常備車種あり
  • 車種ラインナップが豊富
  • ステーション数は首都圏に集中
  • 人身傷害補償の上限が1名につき6000万円まで

カレコもタイムズカーシェアと同じ位おすすめできるカーシェアです。
免許取得後1年未満は入会できないので注意(T_T)

ランキング3位 dカーシェア

ステーション数 約6000箇所

時間単価    提携先による

月額基本料金  0円

特徴

月額基本料が無料だが、時間単価は割高。
独自のカーステーションは持っていない。
提携先(オリックスカーシェア・カレコ・カリテコ)のカーステーションを利用する。
利用する提携会社により時間単価が違う。

利用会社別の時間単価

  • オリックス:15分230円
  • カレコ  :10分200円
  • カリテコ :15分220円

補償内容や早期返却時のルールなども基本的には提携先会社に従う。

利用会社別の人身傷害補償の上限(1名)

  • オリックス:3000万円迄
  • カレコ  :6000万円迄
  • カリテコ :無制限

利用する提携先会社により時間単価やルールが異なるのでややこしいです
時間単価が割高なので、カーシェアをたま~に利用する人はdカーシェアが向いています。


カーシェアの一般的な特徴

どのカーシェア会社にも共通する一般的な特徴です。

カーシェアの一般的な特徴

  • 必要なお金は月額基本料と15分200円程度の利用料のみ

    保険料・ガソリン代・車検等のメンテ代はコミコミ!

  • 入会後に即退会しても違約金は発生しない

    お試し入会も安心!

  • 対人・対物補償は無制限、車両補償は免責額0円

    もしもの事故も安心!

  • 入会が全てWEBで完結し、入力も簡単(3分位)
  • スマホで簡単に予約ができる(変更・取消もできる)
  • 近くにカーステーションがないと使えない

    公式サイトで事前にチェック!

  • 使いたい時間帯に予約が埋まっている可能性がある

    土日だと空いてたり埋まってたりって感じです

  • 車内が汚いことが多々ある

    汚いときはトランクにあるコロコロで掃除!

  • 出発・返却時に1度カースタンドを移動させないといけない

    カースタンドとはハンコみたいなスタンドです
    ちょっと恥ずかしかったり面倒くさかったりします
    ほんの数秒なんですけどね(^^;

格安でペーパードライバー脱出!
月額基本料が実質無料のタイムズカーシェア

タイムズカーシェアでペーパードライバーを脱出できた僕の具体例をご紹介いたします。

 

僕は10年間、車の運転をせずに暮らしていたペーパードライバーでした。
結婚し子供が生まれ、車がない不便さを痛感する毎日。
旅行も電車だと重い荷物も持たなければならず移動がめっちゃ大変!
車の持たない親父は、家族の中で肩身の狭い思いをして暮らしていました。

そこで、僕は決意します。

『家族を車に乗せてキャンプに行くぞ!』

10年間車に乗ってない僕は、車に乗ることがどうしようもなく不安。
ペーパードライバー講習を真っ先に考えましたが、2時間で1万〜2万円もするコスパの低さにウンザリ…
そんな時出会ったのがタイムズカーシェアでした。

『カーシェアリングって何?』

と思いましたが、とりあえず内容を確認してみると…

  • 15分220円で利用できる!
  • ガソリン代込み!
  • 保険代込み!
  • メンテ不要!

と驚きのコスパと簡単さ。
月々880円の基本料金はかかるけど、スマホの通話代無料利用分のように利用料金に割当てできるので実質無料。

実質無料880円分を利用時間に換算すると1時間。

ということは…

月に1時間を細切れに練習すれば、少しづつ運転が上達するカモしれない。

僕は直感的にビビッときました。

『これはペーパードライバーに最適だ!』

と考え、即入会しました。

使い方がややこしいと思ってたのですが、スマホで簡単に予約できて、予約したステーションまで行って車に乗るだけ。
アホな僕でもすぐわかりました。

そして、ペーパドライバーだった僕がとったカーシェアでのペーパドライバー脱出作戦はこんな感じです。

  • 免許更新時にもらう運転教本で標識などを復習
  • 慣れるまで車庫の出し入れのみ行う
  • 少し慣れてきたらちょっとだけ周りを運転する
  • 徐々に運転時間を長くする

こうすることで、いつの間にか半年後にはペーパードライバーも脱出できていました。
目標だった”車で一泊二日の家族キャンプ”にも行けるようになり、肩身の狭い思いをすることもなくなったのです。

僕の場合は、自宅の近くにはタイムズカーシェアがあったのでタイムズを選びました。
他にもカレコやdカーシェアなどがあります。 まずは、自宅近くにステーションがあるかカーシェア各社の公式サイトから調べてみましょう。

各公式サイトの上部メニューよりステーション検索できます。

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